加護名画２、３言感想集

「極道の食卓クジラ１、２」

極道+料理+学園物。こういう詰め込み過ぎな内容って流行ってるんだろうか？
でも漫画原作ならではのストーリーの良さとマツケンの演技力も相まって面白かった。

「仮面ライダー４号」

まさか１０年経って５５５のその後が観れるとは・・・。
ループネタなのは予算の関係もあるんだろうけど、なかなか良かったのではないだろうか？
でも、もうこのシリーズじゃ使えない手だね。

「行って帰ってきた列車戦隊トッキュウジャー」

子供トッキュウジャーメインのジュブナイル的な内容かと思ったけど、
ちゃんと最後に大人トッキュウジャーの出番もあったのが良かった。
トッキュウ７号（関根勤）版ＯＰが流れるエンディングの演出も見事だった。

「ドライブサーガ　仮面ライダーチェイサー」

Ｗリターンズの様なコメディノリと話自体のシリアスさがチグハグに感じたけど
きちんと纏まってて面白かった。さすが三条先生だ。
久々にＷの世界観が観れたのも良かった。風都って東京の隣町だったのか。

加護名画劇場「犬神家の一族」

２００６年版。当時、ウンナンのラジオでこの映画の話をしてたのを思い出すなー。

オープニングの音楽が大野雄二だったので
走ってる石坂浩二の姿が、ちょっとルパンっぽく見えて面白かった。

モブがイチイチ豪華なのも市川監督の交友関係が伺えて良いね。

松嶋菜々子が連れ去られるシーンは、重くて大変そうだったとか
旅館の主人役の三谷の棒読みとか、色々突っ込み所もあるけど
昔ながらの映画の雰囲気が出てて良かったと思う。

ラストシーンは旧作の駅で、やけに余裕ある感じが好きだったので
今回は綺麗に纏まり過ぎていて残念。でも映画としては、これが正解なんだろうな。

加護名画劇場「火の粉」

本放送の頃から気になってたので再放送で一気観。
東海テレビ昼ドラスタッフならではのドロドロ、外連味もたっぷりで面白かった。

原作小説ともストーリーが違うみたいで（これも昼ドラによくあるパターン）
毎回、先の読めない展開、どんでん返しの連続で子気味良かったし、

最後まで武内が直接手を下すシーンが無かったので
実は精神を病んでるだけで、本当に無罪だったのではないか？
という想像の幅が合ったのが良かったと思う。

オチは、アッサリし過ぎてたけど
切なさもあって良いエンディングだったなぁ。

あと、あんみつ姫の後編は微妙だったのでレビュー中止です。

加護名画劇場「進撃の巨人ATTACK ON TITANエンド オブ ザ ワールド」

ＷＯＷＯＷで視聴。世間では超絶クソ映画扱いされてるが
前編は映画館で観ていて、ある程度原作に沿った無難な作りだったので
これも大した事無いだろうと思っていたが、想像の斜め上を行き過ぎて驚いた。

まさか原作連載中の漫画の設定を勝手に変えて話を終わらせてしまうとは。
一言で言えばジャンプの打ち切り漫画をそのまま映像化したって感じだろうか？

この何でも無難に作られる時代に、
ドカベンに匹敵するベスト実写アホ映画候補が出てくるこようとは。

これで作者が巨人役で出てきたら完璧だったのになぁ。

この伝説を体感したい方は是非、原作かアニメ版を先に観ておく事をお勧めしたい。

加護名画劇場「怪奇大作戦、蟲たちの家」

「怪奇大作戦 セカンドファイル」

２０１３年のミステリーファイル放送時に、ミステリーファイル全話と
旧作のセレクト放送、そして何故か放送禁止回も観てたけど、
未見だった、このシリーズが一番設定も凝ってて面白かった。

と思ったけど、間違いなく傑作な１話の面白さに比べて２話３話が失速気味。
更に２話に妙な既視感があったので恐らく当時、観てたっぽい。

ついに観た事あるドラマを、また新鮮に楽しめる歳になってしまったんだなぁ・・・。


「楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家」

こういうホラー漫画を映像化した作品は大好きだし、
丁度、キンドルで「１４歳」の無料版を読んだ所だしで期待してたけど

やけにザッピングが多くて複雑な話だったのでイマイチ楽しめなかった。
ついに、こういうのが分からなくなる歳になってしまったんだなぁ・・・。

とりあえず一番面白かったのはＯＰの楳図先生だった。