加護名画劇場「ミュージカル太陽を抱く月」

これドラマ版は凄く面白かったけど、さすがにミュージカルだし
韓国語じゃのまま話が分かりづらいな。

まだ字幕があるから良かったけど、劇場で観てたら本気で訳分からなかったと思う。
でも後半辺りでドラマ版を思い出して、少し熱くなってしまった。

さすがに全員ドラマ版と同じキャストとまでは言わないけど
金萬福似の内官辺りだけはドラマ版と同じだと入り込みやすくて良かったな。

ほら、ぶーちゃん！これでコメント書けるぞ。

加護名画劇場「帰ってきた特命戦隊ｺﾞｰﾊﾞｽﾀｰｽﾞvs動物戦隊ｺﾞｰﾊﾞｽﾀｰｽﾞ」

戦隊シリーズ恒例の後日談Ｖシネマ。

ビートバスターがＴＶシリーズの最終回で死んでるから
どうなるんだろう？と思ってたけど、ちょっと前の話なのか。

動物戦隊の方の、往年の戦隊リスペクトもといパロディ演出が非常に小気味良かった。

玩具を２年も売り続けたゴーカイジャーの陰に埋もれた不遇の戦隊だったけど
本編もこれくらいはっちゃけてれば、印象もだいぶ変わってたなぁ。

加護名画劇場「私は貝になりたい」

まさかの超ネタバレタイトル。

この時代に、こんな人居るの？ってぐらい中居くんの演技がチャラい。
でも中居くんの演技の良さってコレだよね。

草なぎくんと二人きりのシーンはスマスマのコントの様にも見えるけど
つるべも出てるし、いいともロスには丁度良い映画だと思う。

と、ここで珍しく内容の方にも触れちゃうと
最近、死生観を考える事も多くて、ここまでチヤホヤされて手厚く葬ってくれるなら
殺されるのも悪く無いんじゃないかなって少し思ってしまった。

自殺は、たぶん来世でペナルティがあると思うけど
殺される分には無いと思うし。唐突なのは未練が残るだろうけどね。

中居くんは来世で金持ちになりたいとか貝になりたいとか言ってたけど
結局、人として生まれたからには上も下も無い訳よ。

上下を付けたがって、他人を下に見て悦に浸ってる馬鹿も居るけどさ。

人間は色んな人生を通して魂を磨いてるって美輪さんが言ってたし。
で人間より上の存在、徳の高い存在って言ったら宇宙人だよね。

という訳で私は宇宙人になりたい。

加護名画劇場「はじまりのみち」

映画監督、木下恵介の挫折と苦悩。

自由に映画が撮れなくなったのが嫌になり、ニートになりかけた恵介が
家族に説得されて撮影所へ戻るまでの物語。

やっぱ映画って観るタイミングも大事だわ。

原恵一監督はエスパー魔美の演出でも有名な方だけど
特に魔美っぽい演出等は感じなかった。恵介もテレポートしないし。

ところで、この映画でも脇役の濱田岳が主役を食うぐらい目立ってたけど
何なんだい、この人は？偉いさんの子かい？

加護名画劇場「ボクたちの交換日記」

芸人なんて売れちゃえば楽なんじゃないの？

とりあえずデビューすれば、一発屋になればチヤホヤされんじゃないの？

ウッチャンなんてエリートコースじゃん、
うだつの上がらない人間の気持ちなんて分からないんじゃないの？

鈴木おさむなんて、もう秋元康と同じコースだよね。
チョチョイと書いてボロ儲けなんじゃないの？

そんな風に、やさぐれてる人こそ観ると胸に来る物があるかも知れない。
少なくとも自分はそうだった。

何だかんだ理由を付けて夢を諦めてるんじゃないのかい？
そう自分に問いたくなる映画。あっ、えらくマジメだ。