加護名画劇場「御法度」

よく分からないままボーッと観てしまう映画だった。
多分いろいろ裏が隠されてるストーリーなんだろうけど、
こういう映画は何度も観て理解していくもんだし、下手な詮索は野暮かな。

さすがに龍平のデビュー作だけあって演技はアレだけど
周りの大御所（特にたけし）に助けられてるなって感じが強かった。

この感じは以前、元子役の内山君に感じていた
内山君自体は面白くないけど、周りの大人のお蔭で面白く見えてる感に
少し似てるなと思ったけど、龍平の場合はキチンと個性派俳優として
のし上がってきたから凄いよね。

こういうのをコネだとか嫌う人も多いだろうけど
ちゃんと実力を身に着けてくる人も居るんだから一概に否定できないな。
 
内山君は残念ながら消えちゃったけどね。

加護名画劇場「内村さまぁ～ずＴＨＥ ＭＯＶＩＥエンジェル」

ウンナンの出演映画はナトゥの頃から
だいたい劇場で観てるので、勿論これも鑑賞。
 
前半のゆる～い感じで最後までやるのかと思いきや
後半、だんだん良い話になってくのは良く出来てるなと思った。

内さまという番組自体、前身の内Ｐの頃と比べれば、だいぶ下火だし
思い出作りの映画かななんて思って観てたけど
その部分の答えも、きちんと最後のシーンに出てると思う。

売れてようが無かろうが楽しんで続ける事が大事なんだよね。

ただ公開初日だったのに、他に観てる客が一人しか居なかったのは寂しいなぁ。

加護名画劇場「鬼太郎の見た玉砕～水木しげるの戦争～」

何度も見逃し続けてきたけど、ファミ劇の再放送でやっと視聴。

ゲゲゲの女房じゃ、さすがにやらなかった風俗通いの話？や
慰安婦の事に少し触れてるのが面白かった。
 
ラストの「水木、１００まで生きろ」がそろそろ現実味を帯びてきたのも
面白いポイントだと思う（最後の辺りだけ観た事がある）

水木３兄弟まだみんな元気なんだよね。
やはり長生きの秘訣は睡眠とストレスを溜めない事か。

漫画家としては４０超えるまで売れなかった筈なのに、ストレスを溜めなかった
って事だから凄いな！みんな、どんどん怒り吐き出そうぜ！

加護名画劇場「恋の門」

公開当時から気になってはいたものの今更視聴。

何かギャグとか演出とか、すげー外してる感があるんだけど気のせいだろうか？
舞台ノリの悪い方を集めちゃったというか。原作はもうちょっと面白かった様な。

とりあえず、もし観るべき内容だったら、すでに観ていた筈なので
今まで観る機会が無かったって事はそういう事なんだろう。うん。

あと漫画家や業界人のカメオ出演がやけに多いけど
ピョコタンとかスタッフロール観なきゃ絶対、分からないと思う。

こういう内輪ネタって、とんねるずみたいに上手く使えば面白いけど
下手に使うと寒くなってしまうんだよね。気を付けないと・・・。

監督が舞台畑の人だからか、あまちゃんと結構キャストが被ってるのは
面白いポイントだった。本人も出てるし。

加護名画劇場「あしたの喜多善男」

面白過ぎて一気に観てしまった。

やはりドラマは設定、脚本だなと思いつつも
このドラマはキャスティングも凄く良かった。

２０１５年現在観ると、朝ドラ俳優が沢山出てて豪華に見えるし
温水が殺し屋役みたいな配役センスも絶妙だった。

ひょっとしたら朝ドラ特撮枠みたいに喜多善男枠でもあるんじゃないか？

勿論、主演の個性派俳優小日向文世の演技も凄く良かったので
彼の出演作をどんどん観ていこうと思う。

辛い事の後には必ず良い事がある。
今、生きるのが辛いって人にこそ観て欲しいドラマ。