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ブログなら写真を載せるだけで画になるタレントが有利。
イラスト系サイトなら絵の上手い人が有利。
コラムやショートストーリーなら文章力のある人が有利。

一長一短ある各SNSサイトだが、ツイッターは
どんな分野の人も老若男女同じスタートラインに立てる。

短文で投稿できる気軽さから他のSNSの更新を止め、ツイッターに集中する人も多い。
各分野の美味しい部分だけ集約されていく、ある意味夢のツールである。

だが、それ故に本人の素の面白さや癖が色濃く出てしまう。
ウソ発見器ともバカッターとも呼ばれる程だ。

〇〇のファンだったけど、ツイッターは面白くなくて
フォローを外してしまったという人も多いのではないだろうか?

だからこそツイッターでの発言には、より気を付けねばなるまい。
失態を犯して晒される可能性は2ちゃんねるなんかより、よっぽど高いのだ。

オチは特にない。

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そして以前、開発講座のテキストで見て気になっていた
ラッキー・シンクロニシティという言葉がある。幸運な意味のある偶然。

そう、私にとってのラッキー・シンクロニシティとはコレだったのだ。

と、ここまでの経験で学んだ事は
人間頑張れば何かしらのご褒美があるという事。

ところで何故、今この話をしだしたかと言うと
何となく、この時と状況が似てる気がするのだ。

今、踏ん張れば必ずご褒美がある。

そして恐らく、それは今の状況とリンクする事になる。

まどか☆マギカを今のタイミングで観たのもきっとそう。

めげそうな時、挫けそうな時、自分は何してんだろう?と思った時
今、努力すればきっと何かご褒美がある。その為にしてるのだ。と思えばいい。

みたいな事を欽ちゃんも言ってた気がする。人生きっとそんな物だから覚えといて!

              あいりたんぶろぐ 完。

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向こうは知ってか知らずか、私は彼女に元気と勇気を貰った。
少しでもいい、今度はこっちから恩返ししなければ!

私は彼女のCDを全て買い、こちらの地方のライブには行き続けた。

ただのミーハー者なら番組の企画が終わった段階で買うのを止めていただろう。
アイドル視していた者は熱愛報道が出た時点でファンを辞めているだろう。

それでも私がファンを続けられたのは、彼女との妙な縁があったからかも知れない。

そして最後のライブの日、小さなライブハウスで
目の前で見つめられながら歌われたのは人生最高の思い出です!

一週間くらい頭がボーッとしました。

よくアイドルのファンが、目が合っていたと勘違いするけれど
もう勘違いだっていいじゃない!

どんなに辛い目に遭っても、この記憶さえあれば生きていける。
私にとっては、それ程のかけがえのない宝物です。

その後、彼女とは一度も会っていないが
いつか(ファンとしてではなく)会ってお礼を言いたいというの当面の目標である。

完結編の完結編へと続く!

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それから、しばらく経ってからの事である。
私は、どうしても彼女が本人だったのかが気になっていた。

そこで、ある事を思い付いた。
初めて会った日のほぼ一年後、同じ曜日、同じ時間に行ってみよう。

丁度、彼女の出演している番組の企画CDが出ていたので
それを駅近辺のCDショップで買い、帰りに寄ってみる事にした。

別に過度な期待をしていた訳では無い、
こういうのも良い思い出になるかなと思ったのだ。

ホームは改装されて、当時とすっかり様変わりしていた。

そうそう、ここの階段で意識が飛びそうになったっけ。
あの辺りのベンチで友達と話してたら後ろに座られてドキドキしたな。

そんな事を思い出しつつ、いつもの乗車口に向かう。
でも、さすがに今日は居る訳・・・居たのであった。

思わず膝から崩れ落ちそうになる。

「ヤバイヤバイヤバイ・・・」妙なテンションになりつつも
また、こっそり後ろに並び、同じ車両に乗った。

久々にドキドキが止まらない。そう、私が求めていたのはコレだったのだ。

そして私は、もし会えた時に、ある事を確認しようと思っていた。
それは耳の形である。彼女は少し特殊な耳の形をしていた。

耳紋は何万分の一の確率という。その形をしていれば本人確定なのだ。

斜め後ろの席に座っている彼女をチラッと見てみたら、
椅子を倒して寝ていたので、そーっと確認してみる。

テレビで観たのと同じ形。そう、やはり彼女は本人だったのだ。

彼女は、いつもの駅で降りず、そのまま乗っていった。

ただ乗り過ごしただけかも知れないが、
もしかしたら彼女も、私に何かを感じて同じ駅で降りてくれていたのではないか?

そんな妄想をしつつ、一駅戻る帰路に着くのであった。

と、ここまでの話を読んで、ただのストーカーの話ですやんと
思われるかもしれないが、まだ完結編へと続くのである。

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それから私は毎日、同じ時間に帰る事にした。
そう、もしかしたら彼女にまた会えるかも知れない。そんな気持ちがあったからだ。

だが、そう簡単に会える筈もない。
〇曜日のこの時間にはグラサンの昼番組に出てる様な人である。勿論、録画している。

と思いきや、一週間後ホームで電車を待っていると彼女はやってきたのだった。

「あれ、でも顔が違う・・・?」そう、彼女は、すっぴんだったのだ。

タレントのすっぴんが別人だという話は聞くが、メイクとはここまで凄いのか!
・・・だが、ここで一つの疑問が生まれる。本当に本人なのだろうか?

確かに、この間は本人だと思ったが、もしかしたらメイクで作り上げた
そっくりさんだったという可能性も否定はできない。

だが、それでもいい。私はこの人に会える事が嬉しかった。

彼女は翌週も翌々週も居た。この毎週の様に同じ時間の電車に乗り
同じ駅で降り、一駅戻るという行為は何か月も続く事になる。

この楽しみのおかげで辛い専門学校も行き続けられたと言っても過言ではないだろう。

だが、人間贅沢な物で最初の内は毎週ドキドキしていた私だったが
ここまで何度も会えてしまうと次第に慣れていき、

最後には「あっ、また会えた」ぐらいにしか思わなくなっていた。

もう面倒臭くなって一駅前で降りてた事もあったと思う。

そして、その頃には、もう彼女がこの時間に来る事は無くなっていた。

今となっては、それが本人だったのかどうかさえ分からない。
だが、これは私の青春であり大事な思い出である・・・と、

よくある話なら適当に話を纏めそうな所だが、まだまだ続くのである。

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