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夢に出てくる程、会いたかった人が目の前に居る。
その状況に思わず「え、えええええ?」と変な声を上げてしまいそうになった。 ヤバい、足が、いや体が震えて止まらない・・・。 本当に会った時の事なんて考えてもいなかった。 勿論、知り合いでもない人に話しかけられる様なチャラい人間ではない。 私は、そういう面倒臭い人間に散々痛い目に遭っている。 ていうか、そんな度胸もない。でも、ここで勇気を出さなければ・・・! とりあえず、素知らぬフリをしながら後ろに並ぶ事にした。 そして数分後、電車が来たので後ろの席にササッと乗り込む。 そう、やってる事は完全にストーカーである。 不穏な動きを察してか、席の隙間から何度もチラチラ見られたが その度に視線をそらし続けた。 降車駅に着くまでの数十分、ただ後ろの席に座っているだけだが 同じ空間に一緒に居るというのが、私にとっては実に満たされた時間だった。 だが、このまま乗り続ける訳にはいかない。でも、もうちょっと一緒に居たい。 私は一駅だけ降車駅を乗り過ごす事にした。 そして次の駅に着き、さすがにこれ以上はダメだろうと思い 最後にチラッと彼女の方を見つつ電車を降りた。 「まだ乗ってるんだよなー」後ろ髪引かれる思いを抑えつつ ホームにある地図看板をボーッと眺めていると、何と彼女も降りてきた。 そして、そのまま駅の改札へと消えていったのだった。 「それにしても、何でこんな田舎駅で降りるんだろう?」 そんな疑問を抱きつつも、私は一駅戻らなければならない。 間違いない、今日は人生最良の日だ。そんな事を思いながら帰路に着いたが 実は、この出来事は、ほんの序章に過ぎなかったのだ。 続く! PR
序章?
たしかにシンクロしている気がしますね。
追っかけしているならいざ知らず、偶然にしては出来過ぎかしら。 まだ続きがあるのが驚きですね。 Re:序章?
今、考えると結構、状況とリンクしてたんだなぁと我ながら思ったり。
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