加護名画劇場「ふりむけば愛」

山口百恵、三浦友和コンビ主演の大林監督作品。
何気に山口百恵の映画は初めて観たかもしれない。

最初の方は普通の青春映画って感じで大林っぽさが無かったけど
百恵が車にはねられる辺りから大林っぽい演出が増えてきた。

中流家庭の主人公が家族で食卓を囲んでいる、ほっこりしたシーンに
妙に大林感を感じるのは自分だけだろうか？

ストーリー自体はよくある略奪愛だけど新婚旅行の飛行機にまで付いてきたり
友和の行動が妙にストーカーじみてるのが面白かった。
恋敵の母親役の南田洋子がまんまHOUSEのおばちゃまなのもポイント。

今月から衛星劇場では大林映画を毎月やってくみたいなので楽しみだ。

加護名画劇場「北の国から」

日本映画専門チャンネルにて現在、二話まで視聴。

今じゃすっかり大御所俳優の純役、吉岡秀隆の子役時代も可愛いけど
蛍役の中嶋朋子がとにかく美少女。

「ナカジマトモコ」と言えば世代的にはオセロの中島派だったけど
今では完全に蛍派になってしまった。

やはり名作は上辺で語らず、きちんと観るに限るな。

 
こないだ観てきた天野さん風に描いてみた。

加護名画劇場「仮面ライダー令和ザファーストジェネレーション」

すでにヒューマギアに支配されて人類が絶滅しかかってるという設定が
かの名作仮面ライダー５５５パラダイスロストみたいで面白かった。

こういうパラレル設定でも時空が歪んだとか歴史を改変されたとか
言えば良いからタイムトラベルライダーって、つくづく便利だ。

当分は電王の代わりをジオウが務める事になりそう。
その時はゲイツとツクヨミもレギュラーでお願いしたい。
というかツクヨミをレギュラーでお願いしたい。

ゴースト、エグゼイドと２作続けて微妙だった時は
もうライダー卒業しようかとも思ったけど
最近はちゃんと盛り返してきてくれて良かった。



新しい画調に挑戦しようとしてよく分からなくなったツクヨミ。

加護名画劇場「ルパン三世カリオストロの城４D版」

もう名場面の連続！

散々観た作品だけど、この頃のアニメならではの動きたっぷりな
アトラクションチックな内容が４Dと合っていて非常に面白かった。

ついでに、これの後日談のゲームがPSで出ててそれも面白いんだよね。
確か開発中にルパン役の山田さんが亡くなってクリカンの声になったけど
まだ他の声優さんはご存命だったし
結構、いいタイミングでゲーム化されてたんだなー。

更に、この数年後GCで出た続編が選択肢をいくつか選んでから
３０分アニメが流れて終了という超絶微妙ゲーだった事も覚えている。

加護名画劇場「万引き家族」

地上波で視聴。思ってたより万引き要素は少なかった。
色んな盗み技を披露する一家と万引きGメンの抗争を期待してたんだけどな。

どっちかと言うと家族の映画だった。

で役者の方は時期的に樹木希林や安藤サクラが注目されがちだけど
小洒落た演技のイメージがあるリリー・フランキーのクズキャラ演技が
まるで火野正平が乗り移った様で良かった。

てかリリー・フランキーってサテラビューのデータ放送でマリオの漫画連載したり
タモリ倶楽部の視聴者参加コーナーに出てた人だよな？
いつの間にいい役者になってんだよ！

あとエンディングで余韻に浸ろうと思ったらカットされてるのは
相変わらず地上波放送の残念な所。