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何だか無性に、ニンテンドードリームが読みたくなり久々に買ってみた。
任天堂愛溢れる雑誌で、見てると妙に癒されるのだ。

早速ページを開くと、冒頭のどうぶつの森特集に、りふぁという編集者の名が目に入った。

「この人確か、64DDでよくペイント作品を投稿してた人だよな・・・」
ふと、そんな事を思い出してしまった。

特にファンだった訳でもないし、特段、目を引くほど技術があったという訳でも無い。
でも何故か、その名前だけ頭にこびり付いていたのだ。

64DD終了後に、イラスト投稿コーナーに載ってるのを見た事もあり、
この人は余程、任天堂が好きなのだなと思ったものだ。

それから何年経っただろうか、DS版どうぶつの森の展覧会
「おいでよ どうぶつの森ミュージアム」のチラシに
カリスマユーザーりふぁさん来場と書かれていて、やけに驚いた。

そう、この人はいつの間にか編集者となり、攻略本の担当者となっていたのだ。

せっかくなので整理券を貰い、観に行ったが、はっきり言って内容は覚えていない。

ただ、元ユーザー同士だった人が目の前でトークショーをやっている。
勝手な親近感とか変な嫉妬感、自分は何をしてるんだという不甲斐無さ
その他、色々な感覚に包まれていた事を私は覚えている。

話を元に戻そう。紙面に一通り目を通し
へー、広報さんに聞くコーナー終わっちゃったんだーなんて思いつつも
イラストコーナー等に、やはり非常に任天堂愛を感じた。

そして、私は読み進めていく内に、ある事に気付いた。
何故、癒しを求めてニンテンドードリームを買ってしまうのか?
それは、この雑誌に64DDもとい宝山りふぁの幻影を見ていたのかもしれない。

最後に、そっと雑誌を閉じ、こう思うのだった「じゃ、また1年くらい買わない」

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