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ある日、新聞に挟まっている近所のゲーム屋のチラシに目を通していた。
N64ディディーコングレーシング980円。・・・安い! 当時、同じレースゲームのマリオカート64は、ほぼ定価で売られており 似た様な内容のゲームがこの値段で遊べる、それは実に魅力的な事だった。 私は早速このゲーム屋へ急行し、すぐにレジで 「ディディーコングレーシングと64で発見!たまごっち下さい」と店員に告げた。 すると、店員は何故か「ふう」と一息つき、レジの上に飾ってあったソフトを取り出した。 賢明な読者は、お気付きであろう。 そう、このソフトは宣伝の為に一本ずつだけ売られていたソフトだったのだ。 その光景を見て、レジの前に居た小学生3人が騒ぎ出した。 「おい、アレお前が買うんじゃなかったのかよ?」 そう、彼らもまた、このソフト目的で来店していたのだった。 そりゃ小学生にとって980円のソフトは、おごっつおである。 こんな子供達に遊び倒されれば、ソフトだって本望だろう。 しかしソフトは一本。彼らには諦めてもらうしかない。 レジで支払いを済ませ、帰ろうとしたその時、 「あの~・・・」小学生の一人が声をかけてきた。 私は、この後に続く言葉が読めた。そう、このソフトを譲ってくれと言うつもりだ。 見ず知らずの人に声をかけさせる、それ程までに980円のソフトとは魅力的だったのだ。 4対1か、不利だな・・・。全力で逃げた。 |
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